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サイズ

ポスターのサイズはどう決めるか ─ A1・B1・B2の使い分け

2026年9月4日

ポスターのサイズは「いつもA1だから」で決まってしまいがちです。 ですがサイズは、どこに貼って何メートル離れて読ませるかで決まります。 ここでは掲示場所から逆算する考え方と、発注前にできる確認を書きます。

まず、紙の規格の大きさ

日本で使う規格はA判とB判の2つです。実寸はこうなります。

呼び方実寸(mm)だいたいの感覚
A2420 × 594新聞を開いた半分くらい
A1594 × 841A2の2枚ぶん。店内でよく使う大きさ
B2515 × 728A2より一回り大きい
B1728 × 1030A1より一回り大きい。掲示板や外向け

B判はA判より一回り大きい、と覚えておけば実務では足ります。 同じ「1」でもB1はA1より面積で約1.5倍あります。

決め方は「読ませる距離」から

サイズを先に決めると、あとで「文字が小さくて読めない」が起きます。順番は逆です。

遠くから読ませるほど、文字を大きくする必要があります。文字を大きくすれば、 入る情報量は減ります。「遠くから読ませる」と「たくさん書く」は両立しません。 どちらを取るかを先に決めると、サイズは自然に決まります。

入口の外に貼るものは、歩いている人が通り過ぎるまでの数秒で読み切れる量にします。 島の上のように立ち止まって見るものは、もう少し情報を入れられます。 同じA1でも、貼る場所で入れられる量は変わります。

サイズ違いの同時制作もお受けしています。あとから追加するより早く、結果も良くなります。料金の目安を見る →

迷ったときの目安

あくまで出発点としての目安です。書体や色の組み合わせで読みやすさは変わるので、 この数字を根拠に決め打ちはしないでください。

貼る場所見る距離のめやすよく使うサイズ
カウンター横・卓上1m前後A4 / A3
島の上・通路の壁2〜4mA2 / A1
入口・外の掲示板5m以上B1 / A1を複数枚

決めたあと、必ずやる確認

ここが本題です。実際の距離まで離れて、原寸で確かめてください。 画面で見て「読める」は当てになりません。画面は目から50cmの距離で、 しかも自分で拡大できるからです。

サイズを後から変えるのは、作り直しに近い作業です

A1で組んだものをB1に引き伸ばすと、文字の太さと余白のバランスが崩れます。 縦横比も違うので(A判は1:1.414、B判も1:1.414ですが実寸が違います)、 並びを組み直すことになります。サイズは作り始める前に決めてください。

複数サイズを同時に作るとき

同じ内容をA1とA4で出す、といった場合は最初から両方作る前提で組みます。 大きい方で作ってから小さくすると、たいてい文字が読めなくなります。 小さい方では要素を減らす、という判断が要るためです。

発注のときに「A1とA4の2サイズ」と伝えていただければ、 最初からその形で組みます。あとから追加するより早く、結果も良くなります。

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