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入稿データ

A1ポスターの入稿データが差し戻される、よくある5つの原因

2026年8月28日

入稿したのに「このままでは刷れません」と戻ってくる。 原因はたいてい決まっていて、作りはじめの設定で防げるものがほとんどです。 ここでは差し戻しの多い5つを、A1ポスターを例に整理します。

1. 塗り足しが無い/文字が断裁位置に近すぎる

いちばん多い原因です。印刷物は仕上がりより少し大きく刷って、あとから断裁します。 断裁は必ず数ミリずれるので、仕上がりサイズの外側に3mmの余分(塗り足し)が要ります。 背景色や写真が仕上がり線ぴったりで終わっていると、ずれた時に紙の白が出ます。

逆に内側も注意が必要です。文字やロゴが断裁位置ぎりぎりにあると、切れます。 仕上がり線から最低5mm、できれば10mm内側に収めてください。

A1は仕上がり 594 × 841mm。塗り足しを含めると 600 × 847mm になります。

2. 画像の解像度が足りない

Webから拾った画像や、パワーポイントに貼ってあった画像をそのまま使うと起こります。 画面用の画像は72dpiで作られていることが多く、紙にすると輪郭がぼやけます。

必要な解像度は印刷所と用途で変わります。手元で判断せず、 入稿先の指定を確認するのが確実です。A1のような大判は近くで見ないことを前提に 基準がゆるい場合もあれば、原寸350dpiを求められる場合もあります。

支給素材がこれしかない、という場合もあります。その時は 使う大きさを変える・トリミングする・配置を変えることで回避できることが多いので、 入稿前にご相談ください。

ここに挙げた入稿データの整備は、料金に含まれています。別料金ではありません。料金の目安を見る →

3. フォントがアウトライン化されていない

文字を図形に変換する処理です。していないと、印刷所の環境にそのフォントが無かったとき、 別の書体に置き換わって開かれます。行の長さが変わり、レイアウトが崩れます。

注意点が1つあります。アウトライン化するともう文字として編集できません。 日付や機種名を後から差し替える可能性があるなら、 アウトライン化する前のデータを必ず別名で残しておいてください。

当方では、編集できる元データとアウトライン化した入稿データの両方をお渡ししています。

4. カラーモードがRGBのまま

画面はRGB、印刷はCMYKです。RGBのまま入稿すると印刷所側で変換され、 鮮やかな色ほど沈みます。特に蛍光色に近い赤・青・緑は差が大きく出ます。

パチンコの販促物は原色を強く使うことが多いので、ここは影響が大きい部分です。 はじめからCMYKで組み、変換後の色を見ながら調整するのが安全です。

黒の扱いも分かれます。広い面のベタはリッチブラック(他の色を混ぜた黒)で深く出し、 小さい文字はK100の単色にします。細い文字をリッチブラックにすると、 版がわずかにずれたときに輪郭が二重に見えます。

5. トンボが無い/リンク画像が切れている

トンボは断裁位置を示す印です。無いとどこで切るか分かりません。 サイズが指定と違う、余計なレイヤーやガイドが残っている、というのもここに含まれます。

それから画像のリンク切れです。配置した画像を「埋め込み」にしていないと、 データだけ渡しても画像が表示されません。入稿前に埋め込みか、 画像フォルダを一緒に渡す必要があります。

入稿前のチェックリスト

入稿の規定は印刷所ごとに違います

塗り足しの幅、必要な解像度、受け付けるファイル形式は、印刷所によって指定が異なります。 ここに書いたのは一般的な目安です。最終的には入稿先の入稿規定を確認してください。

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